シミのレーザー治療
作者: ミルディス皮フ科院長:村上義之
当院では、色素性疾患の治療にQスイッチの付いたNd-YAGレーザーを使用しております。
主な対象疾患は
・老人性色素斑 (シミ)、雀卵斑(ソバカス)
・刺青
・大田母斑
・アートメイク
・異所性蒙古斑
・外傷性刺青
・扁平母斑
レーザー治療の原理
特定の色素が存在する部位にその色素に吸収されるレーザー光を照射した場合、レーザー光が色素に吸収されます。そして、光エネルギーが熱エネルギーに変換され、その色素が熱せられ、やがて熱せられた色素から周りの組織に熱が拡散し、熱障害(軽度の火傷)をおこします。それが表面のかさぶたとなって脱落します。
※一部の光は衝撃波となり、対象物を細かく粉砕し、体の中の掃除をするマクロファージが食べて処理をすることによって色素が徐々に薄くなっていきます。従って、真皮内にあるものは治療回数として複数回かかってしまいます。
治療経過
照射直後に表面に軽度の火傷(レーザー照射当日)
↓
・照射後1週間は傷を保護するために、照射部位に軟膏とテープを使用していただきますが、テープの上からのお化粧は可能です。
薄くて濃いかさぶた(照射後2~3日)
↓
かさぶた脱落(照射後7日)
・上皮化後最低3ヶ月は炎症後色素沈着を少なくするために美白剤と日焼け止めクリームは必ずご使用下さい。
色素沈着が一番強い時期(照射後1ヶ月)
↓
・美白剤:ハイドロキノとレチノイン酸を使用します(別途料金が必要です)
徐々に色素沈着が薄くなる(照射後1~3ヶ月)
診察から治療までの手順
カウンセリング⇒同意書⇒洗顔⇒写真撮影⇒表面麻酔(約30分~1時間)⇒レーザー照射⇒患部の冷却
⇒外用剤とテープで患部を保護⇒1週間後に再来
※表面麻酔:全く無痛ではありませんので、痛みに弱い方や痛みを強く感じる部位では麻酔を要します。
また、「まぶた」などでは注射にて麻酔を行う場合もあります。
A メラニン系疾患
①老人性色素斑(シミ)、雀卵斑(ソバカス)
これらは老化や紫外線による表皮のみのメラニン色素の沈着です。顔や肩、前胸部から手背部などの露出部に好発します。
②太田母斑
これは生まれつき、または思春期頃(遅い方では30歳過ぎから)に現れる黒~紺、茶褐色のアザで皮膚の真皮にメラノサイトがあり、その中にたくさんのメラニン色素が含まれている状態で、深い位置にあると青っぽく、浅い位置にあると茶色っぽく見えます。
③異所性蒙古斑
生まれつき臀部にある青いアザが蒙古斑ですが、この蒙古斑が臀部ではなく背部や胸部に見られるものを異所性蒙古斑と呼びます。成人にもなって消えないで残っているものに対しては、太田母斑と同様にQスイッチの付いたNb‐YAGレーザーで治療を行います。
④扁平母斑
生まれつき、または思春期から現れてくる茶色いアザで、状態は表皮にメラニン色素が沈着しているもので、シミやソバカスと同じものですが、このアザは再発の可能性があります。治療前よりも悪化してしまうことはまずありませんが、治療する前から100%治るとは断言できません。一度に全部を治療するのではなくアザの一部分に試しにレーザーを照射してみて、その結果を確認してから全体的な治療を行う方が安心です。
⑤肝斑
これはホルモンの関係で現れるシミで、やはり表皮のメラニン色素が沈着している状態です。出産後などに両頬に対称的に現れるので普通の老人性のシミと区別できます。また、経口避妊薬のピルの長期服用でも現れますし、紫外線を浴びると濃くもなります。肝斑に対してのレーザー照射は効果がないばかりか、多くの場合照射することにより濃くなります。内服薬やメラニン抑制クリーム(美白剤)、ケミカルピーリングで治療をします。この肝斑と老人性色素斑が合併して見られる方が少なからずおられますが、その際は先ず肝斑の治療を優先して行い、その後はっきりと残っている老人性色素斑に対してレーザー治療を行います。
B 刺青やアートメイク
①刺青
刺青は真皮に色素が入っていますので、Qスイッチレーザーで治療を行います。ごく色の薄いものでは1回で目立たなくなること もありますが、平均的には5回程度の治療回数がかかります。また、黒以外の色(黄色、緑、青、紫など)では治療回数がさらにかかり、完全に消しきれない場合があります。刺青の色素のよっては金属(水銀など)を含んでいるものがあり、レーザー照射によって逆に変色してしまう可能性もあります。
②アートメイク
アートメイクも刺青と同じ状態です。全部を消すのではなく、太過ぎたアートメイクを部分的に細くすることも可能です。
③外傷性刺青
交通事故などで極めて細かい砂利などの破片が皮膚の真皮内に入り込んだままいなった状態です。これもQスイッチレーザーで治療を行います。
主な対象疾患は
・老人性色素斑 (シミ)、雀卵斑(ソバカス)
・刺青
・大田母斑
・アートメイク
・異所性蒙古斑
・外傷性刺青
・扁平母斑
レーザー治療の原理
特定の色素が存在する部位にその色素に吸収されるレーザー光を照射した場合、レーザー光が色素に吸収されます。そして、光エネルギーが熱エネルギーに変換され、その色素が熱せられ、やがて熱せられた色素から周りの組織に熱が拡散し、熱障害(軽度の火傷)をおこします。それが表面のかさぶたとなって脱落します。
※一部の光は衝撃波となり、対象物を細かく粉砕し、体の中の掃除をするマクロファージが食べて処理をすることによって色素が徐々に薄くなっていきます。従って、真皮内にあるものは治療回数として複数回かかってしまいます。
治療経過
照射直後に表面に軽度の火傷(レーザー照射当日)
↓
・照射後1週間は傷を保護するために、照射部位に軟膏とテープを使用していただきますが、テープの上からのお化粧は可能です。
薄くて濃いかさぶた(照射後2~3日)
↓
かさぶた脱落(照射後7日)
・上皮化後最低3ヶ月は炎症後色素沈着を少なくするために美白剤と日焼け止めクリームは必ずご使用下さい。
色素沈着が一番強い時期(照射後1ヶ月)
↓
・美白剤:ハイドロキノとレチノイン酸を使用します(別途料金が必要です)
徐々に色素沈着が薄くなる(照射後1~3ヶ月)
診察から治療までの手順
カウンセリング⇒同意書⇒洗顔⇒写真撮影⇒表面麻酔(約30分~1時間)⇒レーザー照射⇒患部の冷却
⇒外用剤とテープで患部を保護⇒1週間後に再来
※表面麻酔:全く無痛ではありませんので、痛みに弱い方や痛みを強く感じる部位では麻酔を要します。
また、「まぶた」などでは注射にて麻酔を行う場合もあります。
A メラニン系疾患
①老人性色素斑(シミ)、雀卵斑(ソバカス)
これらは老化や紫外線による表皮のみのメラニン色素の沈着です。顔や肩、前胸部から手背部などの露出部に好発します。
②太田母斑
これは生まれつき、または思春期頃(遅い方では30歳過ぎから)に現れる黒~紺、茶褐色のアザで皮膚の真皮にメラノサイトがあり、その中にたくさんのメラニン色素が含まれている状態で、深い位置にあると青っぽく、浅い位置にあると茶色っぽく見えます。
③異所性蒙古斑
生まれつき臀部にある青いアザが蒙古斑ですが、この蒙古斑が臀部ではなく背部や胸部に見られるものを異所性蒙古斑と呼びます。成人にもなって消えないで残っているものに対しては、太田母斑と同様にQスイッチの付いたNb‐YAGレーザーで治療を行います。
④扁平母斑
生まれつき、または思春期から現れてくる茶色いアザで、状態は表皮にメラニン色素が沈着しているもので、シミやソバカスと同じものですが、このアザは再発の可能性があります。治療前よりも悪化してしまうことはまずありませんが、治療する前から100%治るとは断言できません。一度に全部を治療するのではなくアザの一部分に試しにレーザーを照射してみて、その結果を確認してから全体的な治療を行う方が安心です。
⑤肝斑
これはホルモンの関係で現れるシミで、やはり表皮のメラニン色素が沈着している状態です。出産後などに両頬に対称的に現れるので普通の老人性のシミと区別できます。また、経口避妊薬のピルの長期服用でも現れますし、紫外線を浴びると濃くもなります。肝斑に対してのレーザー照射は効果がないばかりか、多くの場合照射することにより濃くなります。内服薬やメラニン抑制クリーム(美白剤)、ケミカルピーリングで治療をします。この肝斑と老人性色素斑が合併して見られる方が少なからずおられますが、その際は先ず肝斑の治療を優先して行い、その後はっきりと残っている老人性色素斑に対してレーザー治療を行います。
B 刺青やアートメイク
①刺青
刺青は真皮に色素が入っていますので、Qスイッチレーザーで治療を行います。ごく色の薄いものでは1回で目立たなくなること もありますが、平均的には5回程度の治療回数がかかります。また、黒以外の色(黄色、緑、青、紫など)では治療回数がさらにかかり、完全に消しきれない場合があります。刺青の色素のよっては金属(水銀など)を含んでいるものがあり、レーザー照射によって逆に変色してしまう可能性もあります。
②アートメイク
アートメイクも刺青と同じ状態です。全部を消すのではなく、太過ぎたアートメイクを部分的に細くすることも可能です。
③外傷性刺青
交通事故などで極めて細かい砂利などの破片が皮膚の真皮内に入り込んだままいなった状態です。これもQスイッチレーザーで治療を行います。
