
m3の「医療維新」で面白いアンケート結果が掲載されていた。下記は"医師が患者さんへ要望する項目"の結果だが(年代別に分けている)、私自身も全く持って同感といいたくなる。
以前は知らない。しかし特に下記項目でいう6,7,8が要望として多くなっている点など見ると、ここしばらくで医師が患者さんに求める内容は幾分変化があるのではなかろうか? 逆に患者さんサイドからの医療機関への要望の上位は、概ね限られているように思われる(待ち時間、より詳しい説明...)。「より詳しい説明」問題にしても、こちらとしては診療時間を患者数で割って出てくる時間をもとにして、重症度や初再診などにより多少の調整を行い、その中で最大限説明させていただくよう努力はしている。また、いかんせん込み合う時間帯は決まっており、そこの解消は難しい。発券機やインターネット予約、混雑状況を知らせるシステムなどあらゆる手を使っているため、幾分空いている時間帯に来院される方が増えてはいるものの、それでも夕方以降の混雑の解消はなかなか難しいのだ。結局構造的な問題点も孕んでいるということだろう。
面白いのは最近、学校教育などでもよく話題にのぼる「子供の躾」も、要望として挙げられている点だ。確かに当院でも「この子供はもう少し...」と言いたくなる場面に遭遇することがある。院内で走る、手鏡で遊ぶ、ドアノブで遊ぶ、他の診察室へ入ろうとする、さらには私が顕微鏡で真菌検査をしている間に電子カルテのキーボードやマウスを勝手にいじっている...こんな子供までいる。こうした場面が多くなると、暗に?「子供お断り」としている機関があるというのもうなずける。
自らも大いに反省させられる事ではあるが、子供の躾に関しては家庭だけの問題ではなく社会全体で考えていかねばならないことだろう。昔に比べて家庭教育がなされていないのではなく、家庭自体が様々な負担を強いられるようになってきたのが原因なのだから。このあたり、興味があれば『日本人のしつけは衰退したか―「教育する家族」のゆくえ』一読を。勿論、ペットの躾も重要だ。厳しくゆきますよ、プル君!
Q.1-09 患者さんに期待することは何ですか
01 説明をきちんと聞いてほしい
02 指導を守ってほしい
03 薬を適切に服用してほしい
04 自分の症状についてきちんと説明してほしい
05 分からないことは質問してほしい
06 テレビ、雑誌、インターネットなどの健康情報を過信しないでほしい
07 医療の不確実性を理解してほしい
08 "コンビニ受診"を控えてほしい
09 暴言・暴力を控えてほしい
10 医療費をきちんと支払ってほしい
11 その他
回答の分布・傾向は各年代とも概ね一致しており、「06テレビ、雑誌、インターネットなどの健康情報を過信しないでほしい」「07 医療の不確実性を理解してほしい」「 08 "コンビニ受診"を控えてほしい」が多かった。
「その他」の意見は、「能動的に治療にかかわってほしい」と「基本的な礼節」との二つに大別された。
・ 「自分の健康を人任せにしないでほしい」「医療側にすべてを任せず積極的に治療に参加してほしい」「自分の病気についてもっと自分で勉強してほしい」「自分で治ろうと努力してほしい」「自分の(家族の)病気を理解してほしい」「現在服用している薬くらいわかるようにしてほしい」
・ 「礼節を守ること」「勝手な要求をする人に苦労する」「嘘をつかないでほしい」「待合室では静かに」「時間を守る」「子供をきちんと躾けてほしい」「待ち時間の長さに怒らないでほしい」
★本日のお買い物:天然ぶりの刺身・ちらし寿司・さんま押し寿司、他。
★本日の間食・おやつ・お酒:コーラ2杯、アイス1個。
★プルーストの行事:後楽園までの散歩。
★飼い主の行事:P社のY氏から連絡(10月14日の件)。マルホのA氏が担当変更で挨拶に来られた。塩野義のK氏(真砂のM先生からの言付、10月8日の研究会の件)。キャンデラのO氏(S先生の件、何故かsmooth beam?)。13日のM先生を囲む会は19時からベトナム料理「ミー・グェー 」(五反田)で。スタッフI体調不良で早退。カードリーダーが修理されてきたとのこと(ノジマ)。
★体重:76.3kg
★早朝血圧:右/mmHg()、左/mmHg():計測せず。
★歩数:約7,500歩。
参照
患者に望むこと「健康情報を過信しない」「医療の不確実性への理解」:医療維新
平成19年度「医療に関する国民意識調査」:健康保険組合連合会
今月のとんでも病院、とっても名医:病院の通信簿
日本人のしつけは衰退したか―「教育する家族」のゆくえ(講談社現代新書):広田照幸
ベトナム料理「ミー・グェー 」
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